最近見ていた【少し前の】中国ドラマ「治愈系恋人」
周回遅れおばさんなので、少し前のドラマを眺めているわけですが、CSでちょっと見て興味を持った「癒やしの恋人」がYouTubeで「治愈系恋人 Love is Panacea」として全話配信されていたので暇な時間に一気見させてもらいました。とにかく泣きました・・・。
前にハマった「爱你」も医療系、この「治愈系恋人」も医療系。
あ、今気づいたんですが、
あまりに「ケンカ」の場面が激しすぎてPTSDが出てしまうという理由で避けていた韓国ドラマ、実は大丈夫なものが二つ見つかりまして、一つは「朝鮮心医ユ・セプン」そしてもうひとつは「愛を処方いたします」です。「ユ・セプン」の方は「鍼が打てなくなった天才医師が、村で人々の「心」の病を癒やす「心医」として成長していく・・・」というお話、そして「愛を処方・・・」の方は、直接的な医療系ではないですが、因縁の絡み合う韓方医の家庭と西洋医の家庭の物語で、
私って医療系ドラマが好きなのか?・・・きっと癒されたいんだろう(笑)
で、「治愈系恋人」の話に戻りますが、
泣いた理由は3つあるのです。
ひとつは、当然のこととしてストーリーそのものというか、登場人物たちがそれぞれに問題を抱えながらもそれぞれと出会い、そのかかわりの中で癒されていくという過程の良さでしょうか。
そしてふたつめは、感動の涙ではなく悲しみの涙です。研究者の置かれている状況の悲惨さですね。
流行の最先端を行くような派手な研究にはたくさんの助成金が与えられるけれども、地味な研究は、たとえそれが人の命にかかわるものであっても冷遇され、たとえ研究者が優秀で良い着眼点や解決に至らしめるために必要な知恵を持っていたとしても、研究を進めることができないわけです。
ドラマでは、切羽詰まった状況で自宅を売りに出す場面まであるのですが、だったとしても高額な機器は買うことができず、…知恵を使い、いろいろ工夫し、命を削って頑張り続けるヒロインに、ああ、思い出すだけで涙が止まらない。
彼らはどんなに頑張っても、いや、頑張りたいと願っていても「公費やスポンサー企業によって高額の助成を受けられる研究者」のようには実験がスムーズにできないから、結果が出しにくいし出せても遅くなってしまう。結果をどんどん出せなければ評価も職位も上がらない。だからそういう進路を望む者は稀有となり、ますます研究が進まない。そして研究を進められない間に零れ落ちていく命・・・。
泣いた理由3つめもそれに関連することなのですが、
もしも、もしもあの二人、あの憎みあう腹違いの兄弟が、たとえ仲良しにはなれなかったとしても、共通する「大切な大切なひとつの目標」に向かって協力しあえる関係であったなら、
そして、学位や地位のある人たちが、もしももっと謙虚でやる気と愛に満ちた人たちだったなら、
・・・ドラマの最後に描かれた状況は大きく大きく変わっていただろうに、という嘆きです。本当に、本当に悲しかった。
この嘆きは世界情勢についても同じだと思いました。
死なせなくてもいい命を死なせる道をとる指導者たち。
いろんなことはあると思いますけれども、
一番大切なものを守るためにエゴを捨て協力し合えたらどんなに良いでしょうか。