抗アレルギー、抗ヒスタミン剤の副作用

概要

抗アレルギー、抗ヒスタミン剤を服用し続けることによって、または一時的に服用した場合でも光線過敏症を引き起こすことがあります。

一部の薬剤には注意書きがありますが、経験から言うとかなり多くの薬剤で(注意書きが無くとも)反応が起こる場合があります。
十分にご注意ください。

光線過敏症になると、露出している部分が真っ赤になったりただれたり、まるでやけどをしたかのような炎症をおこします。

うちの子どもの場合はある日突然顔のアトピーが大変ひどくなり、いくらステロイドを使ってもおさえることが出来なくなりました。

成人型に移行したという疑いが持たれましたが、内服薬の副作用で光線過敏を起こしたということが判明。
皮膚科医の指示のもと数年間使い続けていた内服をやめ、回復しました。





以下、詳細 



私の娘は2才の時にアトピーと診断されました。1年後、喘息を発症したと医師から告げられたので外用薬とともに小児気管支喘息の治療も兼ねて
キセブレン、アゼプチン、ゼスラン、エバステル オノン、アイピーディー、ペリアクチン ポララミン、シングレアを。
また、 かゆみ止めの名目で アタラックスP、セルテクト などを次々とおよそ4年間内服いたしました。服用後およそ2年経過した頃 それまで軽症(四肢屈側型)であった皮膚炎が突然悪化(全身のかゆみ、湿疹、)しました。内服を継続しストロングクラスのステロイド剤を使用し続けてもなかなか思うような改善が見られませんでした。検査によっていくつかの食物と、ハウスダスト、コナヒョウヒダニ、といった原因が疑われましたが、医師の指導に基づいて様々な環境改善に取り組んだにも関わらず1年以上全く改善することがありませんでした。


アレルゲン以外 一つめの疑いの除去

そもそものアトピー発症時や、今回の重症化の際、ちょうど時期が自宅の新築や園舎の増築工事の開始とほぼ重なっていることから、保護者は(医師の同意はありませんでしたが)いわゆるシックハウス症候群の影響による発症、増悪であるととらえ、それに関わる問題を取り除いたところ、それまで無意味にすら思えた同様の治療(内服、ステロイド外用剤の併用)を継続していただけで急速に体幹の炎症が治まりました。同時に気管支喘息に関しても症状が軽くなりました。

しかし、顔面(露出部分)の炎症だけは変化することがなく、当初はプレドニン眼軟膏やネオメドロールを使用しておりましたが悪くなる一方で、アルメタを継続使用し亜鉛華軟膏によるお面療法を連日行っても、発赤や紅班、痂皮、落屑の止まる気配はありませんでした。ヘルトーヘ、モルゲンデニエのライン、耳切れ、頚部皺襞というアトピー独特の様相です。この現象について主治医であったアレルギー科の医師や複数の小児科の医師たちは、乳児型から成人型に移行したという解釈をされました。

しかし、本県の医師の多数が卒業した大学以外の医大出身の皮膚科医の診察を受けた際、それまでのいろいろな経緯を話したり医師と家庭で状況を細かく観察した結果、内服薬によって光線過敏症を起こしている可能性を指摘されました。
そして、その後の観察から、(それまで使用していた薬剤「全部」を確かめることはしておりませんが)皮膚炎や気管支喘息で使用していた「ほとんど」の抗アレルギー抗ヒスタミン剤を服用後、反応を起こすということがわかりました。

内服を中止したところ、顔面の炎症は急速に改善されました。


 






光線過敏と診断される前から観察されていた出来事
今にして思えば、どうも娘にはアレルギーの薬が合わないと感じていたことがありました。
2歳でアトピーと診断された当時,とりあえずということでゼスランシロップをA小児科医から処方されたのですが、それを飲ませると40分くらい経っておなかや背中に細かい紅い発疹が現れます。はじめは、食事によるじんましんなのかと思っていましたが、薬が切れると発疹が消えてしまうものですから、薬が合わないのではと思い診察していただいたA医師に 「薬が悪いのではないか」 と伝えました。しかし、「それを治すための薬なのだから、そんなことは絶対にない 飲み続けるように」 と言われました。

育児日誌をひっくり返して、そんなことが以前にはなかっただろうかと調べてみたところ、生後半年ぐらいの頃、耳下腺がはれて通院したときに鼻の症状があり、その当時お世話になっていたB医師からクレマニルを処方されたのですが、それまで何度も(一回の診察でクレマニルのみ3日分処方、それを生後3ヶ月から6ヶ月の間に3回)その薬を飲んでいて大丈夫だったにもかかわらずその日の夜細かい紅い発疹が出て再び診察に行ったことが記録してありました。服用を止めると発疹は引き、服用させると発疹が現れると言うことや、そのときは母乳で育てていたので私のとった食事を調べたのですが、これも通常通りで特に変わったこともなかったため、B医師が、「この薬はやめておきましょう」と言うのでそれ以降は飲まないようにしていたのでした。


A医師の反応について心配だったので他のアレルギー科の医師の意見も聞きたいと 3軒回りましたが、みな異口同音。(医師たちがすべて同じ大学の出身者だったことに後日気が付きました。)

当時はアトピーが軽症だったため、薬を飲み続けさせることにも抵抗があった私は、悪いこととは思いましたが医師の言葉は無視して飲ませることをやめてしまいました。


けれども、アトピーが重症化してからはただ不安の中で薬にすがるしかありませんでした。疑問があろうとも、何であろうとも、塗っただけで何も治らないのならば飲むしかありません。何しろ、出会う医師すべてがそうするべきだと言うのですから。

 



この件について問題だと思うこと
この一連の出来事で私が問題であると感じるのは、これらの薬剤を長期にわたって服用した場合の人体に与える影響と、医師の薬を処方するに当たっての態度です。

光線過敏以前に観察されていたことをみれば、わが子に関しては以下のことが推測されます。
生後半年まではクレマニルを服用しても何ら問題が起こらなかったのに半年経ったときに発疹が現れたと言うことから、この薬が繰り返し投与されると身体に何か変化を引き起こす可能性を持っているということです。もちろん、その薬剤単独ではなく何か複合的な要素が影響しているかもしれませんが。
「そんなことないよ、そんな強い薬じゃないんだし」
そうおっしゃる方もおられました。
ならば100歩ゆずって、わが子自身のいわゆるトータル・ボディーロードが極端に小さかったということでしょうか。
専門家ではない私には、このクレマニルの一件についても、その後のゼスランシロップ等々のことについてもどう説明したらよいものやらわかりません。
しかし、間違いなく言えることはあります。長期にわたってアレルギーをおさえるための薬剤を次々と投与されると、当初は観察されなかった症状が現れる、ということです。つまり、服用している間に人体に何らかの変化がおこるのです。


薬剤の長期連用ということで、アレルギー科では半年に一度肝機能検査を行いましたが、そういうことではないこれらのアレルギー治療薬連用の危険は、医師たちが笑顔で「大丈夫ですよ、全く心配のない薬です」と言いきるほど本当に低いものなのでしょうか。以前深刻な副作用がトリルダンの件で報告されましたが、それだけではなく命に関わらないからと見逃して報告されない副作用はないのでしょうか。


B医師のような慎重さをもって薬を処方していただきたいものです。






!注意!

処方薬については
かかりつけの医師と十分にお話しをなさってください。
自己判断で使用をやめることは絶対におやめください。