666という数字、日本語の聖書で六百六十六と訳されているのは、ギリシャ語の聖書で算用数字が使われていないからですが
おそらくヨハネは黙示録をギリシャ語で書いたのではなくヘブライ語で書いた…と思うのでこんな風に書いているんだと思います六百六十六を。
右側から読むとこう読めます
שֵׁשׁ מֵאוֹת
שִׁשִּׁים
שֵׁשׁ
六百と六十の、そして六十と六の間に挟まっている縦棒のような文字はヴァヴで、英語ではandと訳します。
ヘブライ文字はものの形から作られた文字であることが知られていますが、
聖書ヘブライ語の単語にも見るからに形から作られたように見える単語があり
例えば「太陽」を意味する単語のうちの一つにはこんなのがあります。
שֶׁמֶשׁ
いかにもキラキラしてそうな文字שが両脇に配置されているわけです。
まあ、これ以外にも太陽を表す言葉はあるので、こういうものもある、というだけの話ですが。
さて、コンコルダンスを眺めていたらこんな単語がありました。
「六」と綴りが同じ単語です。
שֵׁשׁ Strong's Concordance8336
これは英語で言うとbyssusなんだそうです。まさに物の形から来てる感じ。気持ち悪いです😩
ところで、byssusってなんだかご存じですか?ぜひ調べてみてください。画像検索がおすすめ。
もっともこのbyssusという英語が充てられているStrong's Concordance8336の単語は日本語聖書では「亜麻布」とに翻訳されていて検索すると出てくるbyssusとは異なります。
https://biblehub.com/hebrew/8336.htm
だから何かって?
だから、単なる調べ学習です。
ちなみにשׁשׁという綴りの単語は「6」と訳されているものだけではなく
8337b. shesh アラバスター
があります。
アラバスターについてウィキペディアにはこう書いてあります。
アラバスター(Alabaster)は美しい白色の鉱物の変種のひとつ。
その特徴的な美しい白さゆえに、アラバスターは白いものの形容として、例えば英語では"alabaster skin"(白く滑らかな肌)といった表現で詩や歌などで使われている。
ウィキペディアの「アラバスター (曖昧さ回避) - Wikipedia」のページにはほかに固有名詞としてのアラバスターについて書かれています。
・アラバスター (漫画) - 手塚治虫の漫画作品。
・若林商店が開発し、B&Hラボが販売した、におい濃度測定用ガス検知器の名。
この装置の開発にも関わった発酵学者小泉武夫が、臭い食べ物の臭さを比較するための計測に用い、計測値を「アラバスター単位」(Au)として著書などで紹介している(Template:臭い食べ物参照)。「アラバスター単位」は国際的に広く認められた「においの単位」ではない。
・アラバスター (アラバマ州)(英語版) - アメリカ合衆国アラバマ州にある地名。
・ウィリアム・アラバスター(英語版) - 16-17世紀イギリスの詩人、宗教作家。
だから何かって?
だから、単なる調べ学習です。