詩篇76篇10節(2)

今日は、 詩篇76篇(口語訳)の内容を「表面的に」確認してみようと思います。

聖歌隊の指揮者によって琴にあわせてうたわせたアサフの歌、さんび

この詩篇は誰の歌なのか、そして「さんび」の歌であることが示されています。

神はユダに知られ、

そのみ名はイスラエルにおいて偉大である。

アーメン。

その幕屋はサレムにあり、

そのすまいはシオンにある。

神さまのいらっしゃる場所の確認。

かしこで神は弓の火矢を折り、

盾とつるぎと戦いの武器をこわされた。〔セラ

神さまは武装する者から武器を取り除かれた

あなたは永久の山々にまさって

光栄あり、威厳がある。

アーメン。

雄々しい者はかすめられ、彼らは眠りに沈み、

いくさびとは皆その手を施すことができなかった。

神さまの前では人間から見て恐れるべき人たちも乳飲み子のように無力だ

ヤコブの神よ、あなたのとがめによって、

乗り手と馬とは深い眠りに陥った。

ヤコブの神さまの力は偉大であり、あなたの𠮟責で乗り手と馬を深い眠りに陥らせることができる。

しかし、あなたこそは恐るべき方である。あなたが怒りを発せられるとき、

だれがみ前に立つことができよう。

アーメン。

あなたは天からさばきを仰せられた。神が地のしえたげられた者を救うために、

さばきに立たれたとき、地は恐れて、沈黙した。〔セラ

天から正義の言葉を聴くと地は畏れ静かになる
神さまは裁くために立たれる 救いをもたらすために 地のすべての謙虚な、卑しい、柔和な、貧しい人々に セラ

まことに人の怒りはあなたをほめたたえる。怒りの余りをあなたは帯とされる。


あなたがたの神、主に誓いを立てて、それを償え。その周囲のすべての者は

恐るべき主に贈り物をささげよ。

あなたの神さまである神聖四文字であられる方に誓いを立ててそれを実現(完成)させなさい。すべて周りに運ばせよう 恐れるべき方に贈りなさい(たたえなさい)

主はもろもろの君たちのいのちを断たれる。主は地の王たちの恐るべき者である。

(神さまは)支配者の霊を切り離す (神さまは)地の王たちから恐れられている



この詩篇は
神さまの偉大で恐れるべきお方だ、という話が最初から最後まで続いている、という感じがします。で、特に後半については「さばき」という話題となり、

まずは神さまは言葉を語られ、そうすると地はしずまり、

つぎに立ちあがられて地上にいる虐げられた人たちを救う

ということが語られる。

で、謎の文があり

その文の後では、支配者たちに対して?神さまに誓いを立てそれを実現させろ、と言っている。

そして、最後、神さまは王たちの命を握っている恐れるべきお方であることが語られるわけです。



お?なんだか理解できた気がする!

まことに人の怒りはあなたをほめたたえる。怒りの余りをあなたは帯とされる。

この文中にある「人の怒り」とは、一般的なすべての人間をさしての怒りではないのかもしれない。虐げられている人が正義の心をもって怒っているときの怒りということなのではないでしょうか。

罪に至る怒りではなく、義憤。

み言葉を信ずるものが、地の塩のように怒ることは神さまをほめたたえることになる、ということなのでは。

で、その支配者たちに対する義憤の残りを神さまは帯とされる、つまり、主の側に立つ弱き人々の言葉を神さまは聞いていてくださるのであり、だから、正しいと思うことをしっかりと主張しなさい、と。

武力という人間の力に寄らず、神さまは勝利されるお方であるが、

5つのパンと2匹の魚のごとく、弱き者の義憤の残りを用いられるおかたである、と。

ちがうかな?(笑)