2015年9月1日火曜日

甲状腺がん「疑い含め137人」という話

Our Planet-TVのニュースを見ました。

甲状腺がん疑い含め137人へ、2巡目は25人〜福島健康調査

https://www.ourplanet-tv.org/38251/

 

福島県は31日、東京電力福島第一原子力発電所事故を受けて実施している福島県民健康調査の専門家会議を開催し、新たな甲状腺がんデータなどを公表。甲状腺がんと疑われる子どもは検査対象の38万人のうち、137人となった。すでに手術を終えたのは105人。病理診断により1人は良性結節、残りの104人が甲状腺がんと確定した。


ただただ悲しい結果であると思いました。

38万人のうちの幾人

と表現されますけれども、

人生を歩み始めたばかりの子どもたちに病が見つかり
しかもそれがガンであったとき

保護者の方々、ご家族の方々の悲しみはそして不安はいかばかりでありましょうか。




数字の遙か向こうに

病院の診察室で涙を浮かべる人々の姿が
私には見えてきます。

心のうちを想像すると涙は止まりません。





しかし
そう、
「あの人たち」には関係ないし、
「あの人たち」に理解など出来るまい。

単なる数字
厄介な数字

そう思っていればいい。


137人の子どもたちの家族の苦しみは
神さまのノートにきちんと記録されているのだ。
決して消されることなどない。
忘れられることなどない。


「復讐するは我にあり」だと


私はそう信じています。


小さき者、弱い者をないがしろにする者は
決してゆるされません。